祖父の山本嘉七が大正14年、ブリキや銅板で米缶を製作するためにこの会社を立ち上げました。現在は、板金工事のみでなく、屋根工事、外壁工事、雨樋工事までを行い、同業他社と比べても工事種目が多いのが特徴です。関わるお仕事も商業施設から一般家屋、公共施設まで実にさまざま。また、高い工事品質を認められた国際基準ISO9001を全国の板金業界の中でもいち早く取得しました。ECO遮断工法や太陽光発電など最新の省エネ技術も積極的に取り入れるなど、時代を先取りし常に進化を続けてきたことが、100年近くも会社を続けてこられた大きな理由ではないかと考えています。
この職場は、社員の年齢層が若く活気のある職場です。年齢ではなく能力で人を見る社風のため、やる気のある子はどんどん成長していける環境です。もちろん、安全配慮や教育体制も充実させ、じっくり仕事を覚えていけるような工夫を凝らしています。現に、現場で活躍する社員のほとんどは経験ゼロから仕事をスタートさせました。近年、AIが人の仕事を奪うというニュースも目にしますが、この仕事には人の手が絶対に必要です。さらに、熟練の技能工がリタイヤしていく中で、今この仕事に携わることは、今後大きく活躍できる可能性を手にすることでもあります。私としても、将来活躍する若手を今から育てることで、少しでも地域の未来に貢献したいと考えています。
